再就活
W社との最終面接。現場の人間を相手に三次面接をクリアしたんだ、いくら社長や役員クラスが相手でも余程のミスでもしなけりゃ大丈夫だろ、と思ってたがその考えは甘かった……。
まずはプリントアウトしたポートフォリオを手に持ち、経歴紹介を五分くらいやったかな。この会社の二次面接でも三次でも担当者がそれぞれ違ったので同じくらい時間掛けたわけ。だが、それが終わった途端、社長が怒り始めた(笑)。自分とこの採用担当者に向かって「自己PRは三分以内に、ってお知らせしなかったのか!?」と。すると、その若い採用担当者は、社長の剣幕にビビって「い、いえ、ちゃんと面接についてのメールには書いたはずなんですが……」と言い出しやがる。そこで、社長は「君は面接を受ける際に、その内容をちゃんとチェックしてこなかったのか!?」と俺を問い詰めてきた。
オイオイオイ、嘘こけぇっ!!!??
面接内容についてのメールは何度も見返しているから、そんな自己PRの時間についての記載なんて微塵も無かったのはハッキリと記憶している。
でもこの瞬間に分かってしまったのね。色々と。
まず、この社長は結構ワンマン気質とパワハラ気質の持ち主っぽいぞって事と、ここで頑張って「いえ、そんな事はメールに一言も書いてありませんでしたよ?」と言い訳しても、咄嗟に嘘を付いた採用担当者が困った立場になるが、しかし空気を悪くしてしまった俺の評価は改善するわけも無く、更にマイナスの方に働くだろうという事が。もう俺の不注意で治めるしかないじゃないか。ああ、クソッタレ! 最後の最後でそんなんアリかよっ!? 人の人生がかかった場面で、自分可愛さの為に何してくれとんのや……。
しぶしぶ「すみませんでした」と謝り、後は通常の面接。うーん、ほんの数分でこの会社の体質が理解出来てしまったな。
そしてその後、適性検査試験がスタート。これまで適性検査というものを何度か受けてきたけど、たいてい「初めて会った相手でも人見知りせずに仲良くなる事が出来る Y/N」みたいな感じの性格診断っぽいものが多かった。しかしこの会社のはこれまで体験した事も無い程のガチ試験で、ウン十年ぶりに国語・数学で頭を捻ったね。特に数学がヤバくて、終盤は解くのを諦めてとにかくマークシートを適当に埋めるだけで終わった(5分の1の確率で正解だろう)。
……ほぼこの会社で決まりかな、と思ってたけど、今の感触だと30%ぐらいかな。家に帰る途中で、採用担当者から来たメールを再度チェックしてみたけど、やっぱり自己PRについての記載なんてどこにも無かった。というか、そんなもん、わざわざ書く会社も無いと思うんだけどさ。自己PRが長い、と怒り出す社長もね。今思い出すと、顔も喋り方もみんなの党の渡辺喜美そっくりだったわ。
- U社(コンシューマ中堅)→三次面接結果待ち
- V社(超大手)→エントリー中
- W社(スマホからアケまで幅広い)→最終面接結果待ち
- X社(萌え系強い)→書類選考不採用
- Y社(某プラットフォーム)→二次面接不採用
- Z社(超大手からの受託多し)→エントリー中
- AA社(以前2度シカトを食らったとこ)→二次面接不採用
- AB社(コンシューマ下請けもやってる)→書類選考不採用
- AC社(GvGのヒットタイトル持ち)→書類選考不採用
- AD社(ファミコン時代からの老舗)→エントリー中
- AE社(インディーズ系プラットフォーム)→二次面接不採用
- AF社(PC・コンシューマ系)→書類選考不採用
- AG社(超大手)→書類選考不採用
- AH社(情報サイト系)→二次面接準備中
- AI社(超大手下請け)→書類選考不採用
- AJ社(RPG得意)→二次面接準備中
- AK社(元同僚の居るとこ)→二次面接準備中
- P社(以前落ちたとこ)→スカウトメール
そして転職サイト経由でスカウトしてきた会社があったのでチェックしてみると、なんと以前二次面接まで進んで不採用となったP社(id:kikori2660:20140728#p1)(id:kikori2660:20140731#p1)からだった。あっはっは。こういう事もあるんだね〜(笑)。