保守派の無理矢理な安倍擁護にはもううんざりだ2

朴槿恵大統領と額賀氏が会談 産経新聞前ソウル支局長への言及なし

額賀氏は朴大統領に、安倍晋三首相からのメッセージを伝達。安倍首相は「日韓間に課題があるからこそ対話が必要。ともに努力し、来年をよい年にしたい。今後、国際会議などで会うことを楽しみにしている」と伝えたという。

前回(id:kikori2660:20141026#p1)と同じく、記事に対して、保守派ジャーナリストとして知られる西村幸祐氏は某SNS上でこう述べる。
 
西村幸祐
『朴大統領と額賀氏が会談というが、何の為に日韓議連の連中は韓国に行ったのか?日韓議連は何の為に存在しているのか?産経加藤前支局長への不当起訴・言論弾圧にも抗議していない。この態度の積み重ねが河野談話を生み、韓国の反日ヘイトを生みました。』
『この韓国の報道が正しければ、日韓議員連盟の取った行動は、完全な反政府的活動です。自民党議員は全員党籍離脱すべきです。』
 
いやいやいや。西村先生、問題なのは日韓議連だけじゃなくて安倍首相の方もでしょう。自国のマスコミである産経加藤前支局長が不当に起訴されている中、安倍総理は抗議ではなく親書を送ってしまっています。これは日韓議員連盟所属の議員より大きな問題行動ではないですか。パクに対して誤ったメッセージ送り、言論弾圧を認めてしまっているではないですか。
 
『この韓国の報道が正しければ』なら、安倍総理自身が党籍を離脱すべきではありませんか?
 
『完全な反政府的活動です』とおっしゃいますが、報道されている親書の中身、それなら親書の存在自体がおかしいんじゃないですか?
 
これに対し、他の人から「安部総理は加藤さんの件で憂慮を発信してますよ。額賀がその件にふれなかっただけ」という擁護が書かれたので以下の様に返答した。

憂慮を示すのなら親書を出すのはどう考えてもおかしい。もしその中で不当起訴への批判をしているなら、それは親書でも何でもないですし。もし額賀が勝手にやったとしたとしても、それに対して政府が何のリアクションを起こさないのも不自然でしょう。
 
保守派は安倍総理に何かある度、民主党が悪い・財務省官僚が悪い・公明党が悪い・麻生が悪い・竹中が悪い・アメリカが悪い・日韓議員連盟が悪い、とスケープゴートを探す傾向にありますが、数々の政策の採用を決定し、実行を命じているのは他でもない、安倍総理自身なのです。
 
拉致問題の解決が失敗に終わっても、皆さん同じ事をおっしゃり続けるのでしょうか?
『安倍さんは悪くない・日朝議員連盟が悪い・外務官僚が悪い・アントニオ猪木が悪い』と。