◆『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』
このアニメのあらすじは、
横須賀・海洋総合学院の士官候補生・千早群像の前に現れた霧の艦隊のイ401。閉塞した現状を打破するため、学院の同級生らと共にイ401に乗り込み、艦長として指揮を執る群像だったが疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った群像に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。
というのは大嘘だが、一言で言うと“自我”のお話。共にパンフレットも購入。うーん、アニメはこれでひとまず終了か。スタッフも声優もやりきった雰囲気でかなり残念。原作はアニメと違った展開でまだまだ連載が続きそうだし、アニメはアニメでまだ色んな展開が出来る余地は残してあるので、この劇場版がヒットしてTridentがますます売れたら、次のチャンスがあるんじゃないかなーと思ってる。
◆『心が叫びたがってるんだ。』
アルペジオと同じくこちらも”自我”のお話。邦画洋画含めて今年のNo.1。←でもそれほど観ているわけでもない。
ああ、甘酸っぺぇ〜〜甘酸っぺぇよ！ 岡田麿里脚本のアニメは全体的にはクォリティが高いものの、一部の描写に乗りきれないとこがあったが、今回は文句なしだなぁ。パンフレットを読んでみたら、劇場版のアニメという事で、相当無駄要素を削って脚本を絞り込んだらしいので、それが良い方向に働いていると思う。監督なんか「岡田作品にしては話がストレートに回っている気がします」なんつってるし。
ところで劇中で流れるベートーベンの「悲愴」。どこかで聞いた事のあるメロディーだと思ったら、子供の頃に聞いていた「Midnight Blue」の原曲だったのな。
ツイッターで俺にみたいに「Midnight Blue」に言及しているおっさんは……俺以外には見つからねぇなー（笑）。「#天使のたまご #心が叫びたがってるんだ」の両方のハッシュタグを使ってるのもいないか。
