拉致問題へのスタンス2に対する返答2

おそらく帰国出来た拉致被害者の方々は、政府の意に沿わぬ事は発言出来ない。
 
続き。
 
帰国した拉致被害者とその家族は、生活基盤が弱いこの日本ではある程度の保護と安全が無い限り、心もとない暮らしを送らざるを得ないだろう。それ故、小泉政権拉致被害者を切り捨て、国交正常化に前のめりになっている状態では、危険が大き過ぎて迂闊に北朝鮮批判はもちろん日本政府批判も出来ない。そのような状況下で「経済制裁は慎重に」という身内の発言を字句通りに・虚心坦懐に受け取れ、とは仮にも拉致問題に関心を持ち続けてきた人間が言う事じゃないと思う。特定失踪問題調査会の荒木和博氏も「拉致被害者は我々にまだ全てを語っていない」と言うが、これは西村眞悟も同意見のはずだ。何故語れないのか。「家族会の人々の気持ちを考えろ」と言うのなら、その背景について慮るのも支援者の務めではないのか。小泉政権に都合の良い家族会の一部の発言にのみ飛び付き、祀り上げるメンタリティの持ち主と同一視される事はこちらから願い下げだ。というわけで、再び同じ文章を引用するが

いずれにしても多数派の小泉首相支持派を向こうに廻すような言論は、それ自体がマイナーへの道を志向していると言わざるを得ません。オセロのようにそれをひっくり返せる勝算はあるのでしょうか?想像もしたくありませんが家族会や救う会が反政府圧力団体になって、ありえない話ですが小泉内閣を倒した後、一国のTOPには誰を据えるのがよいのでしょうか?強硬派の方々からこの人がよいという話はほとんど聞いたことがありません。

つまり、マイナーな意見を言うと拉致被害者が帰ってこないと?多数の意見に逆らわず従う事が民主主義だとでも?それにこの人を含めた小泉信者・転び小泉派が根本的に勘違いしているのは、先の総選挙で小泉自民党が争点にしたのはあくまで郵政民営化問題であり、それに勝ったからといって決して小泉の対北朝鮮政策を支持したわけではないのである。よって反小泉派が批判しているのはこの問題においては、あくまで小泉の対北朝鮮政策を支持するごく一部の人間であり、小泉自民党に投票した国民全体にではない。所詮、彼ら(転び小泉派)が恐れているのは、某SNSで馴れ合っている小泉信者との間に確執が起きる事であって、解決とは全く真逆の反・拉致問題支援運動でしかない。仮にも支援者を名乗る人間が、家族会の意志を無視した「反・家族会の座り込み運動」や「横田夫妻北朝鮮に訪朝させる運動」を起こすとは言語道断。山崎拓が言うような「小泉首相の英断で北朝鮮との国交正常化」発言すら批判せず、そのまま座視するならば、拉致被害者は見捨てられ救出運動は水の泡となる。それでも小泉とその支持者を批判するなと能書きを垂れるなら、お前らこそ恥を知れ、と言いたい。
 
後、小泉の後に誰を据えるのがいいのか、って信者の詰問は二年ぐらい前から2ch辺りで腐るほど見て、目タコなんですが、まあスギムラタイゾーの方がまだマシなんじゃないでしょうか?(笑)いや、マジメな話。議員選挙板の「小泉は運が強過ぎる」スレに行けばいくらでも見掛けたもんです。「小泉退陣後のビジョンを示さないのは無責任だ」式の発言はググれば今もいくらでも見つかるんじゃないの?たしかその手の書き込みを見つけたら、昔はただ一言「ムネオ」とかレスを入れてました(笑)。つーか、なんでただの一国民がそんな責任を負わなきゃいけないのか当時から不思議でしたけど。大統領制でもあるまいに。つーか、このTatsuさんって人は間違いなく、そのスレの常連出身だね(苦笑)。
 
あ、まだまだ(続く)んでヨロシク。