三浦センセ何してんすか

◆「がくっぽいど」7月末発売 “ニコ厨”漫画家・三浦建太郎さんのイラストでITmedia News)

 同社は音楽ソフトを専門に扱ってきた企業。イラストレーターにつてもなく、悩んでいた。そんな時、漫画家の三浦健太郎さんが“ニコ厨”だと知り、三浦さんにお願いできないか考えたという。だが連絡先も分からない。一計を案じた。「ニコニコ動画」の時報広告で呼び出したのだ。
 
 5月30日午前0時の時報で、こんなアナウンスを流した。「お客様のお呼び出しを申し上げます。ベルセルクを執筆なさっている、漫画家の三浦建太郎先生、三浦建太郎先生。お客様あてのメッセージをお預かりしております。いらっしゃいましたらご連絡していただきますようお願い申しあげます」
 
 翌日さっそく三浦さんから連絡があり、がくっぽいどのイラストを快諾してもらえたという。しかも無償で。「今回のプロジェクトはニコニコ動画との関わりが大きく、ニコニコ動画はユーザーが無償で作品を発表している場だから、自分もニコニコ動画の世界には無償で作品を提供をしたいと申し出ていただいた」

◆「三浦建太郎先生、指名手配中」(id:kikori2660:20080531#p1)でこのアナウンスに触れたが、これがマジで初アポイントメントだったとは露ほども考えなかったよ。てっきり白泉社もグルのプロモーション活動の一環なのかと。キャラはぶっちゃけ微妙だけど、力強いこのタイトルは、三浦センセならではのデザインだよね。
 

話の流れとは全然関係ない(事実全く関係ない)けど、ベルセルク×ボトムズのMAD。
 
こんな形で仕事を依頼する会社も会社だが(笑)、快諾してしまう三浦センセのお遊び感覚が微笑ましい。でも、その一方でこんな意見もあるようだ↓。
◆E.L.H. Electric Lover Hinagiku「プロは無償で商品を作ってはならない

あと、「あの三浦健太郎先生がタダで描いた」という事実は、VOCALOIDがらみの嫌儲勢力を増長させるおそれがある。あんな超売れっ子漫画家がまったくの善意からタダでやってくれたんだから、当然お前ごときが対価を要求したりしないよな? という醜悪な論理展開がなされるのが目に見えている。
(中略)
結論:三浦太郎自重。

少しネタっぽいエントリー。間違えた名前を書く事でオチを強調?
 
追記:ん、建太郎に修正されている模様。…ひょっとして素のエントリーだった……?