眞悟の時事通信 平成16年5月6日

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連休が終わってみれば
北朝鮮のシナリオにより拉致問題が動き出している
 
北朝鮮の意図は、いよいよはっきりしてきた。つまり、横田めぐみさんはじめ十名の切り捨てと、高い見返りと交換で家族八名を日本に帰すことである。この北朝鮮の意図に合わせる形で、「経済援助」と「小泉訪朝」が,永田町でささやかれ始めている。この流れは、大連での山崎前副総裁の会談から生まれた模様だ。つまり、昨年からの二元外交は、北朝鮮から見て効果をあげてきたというわけだ。
 
さて、我が国は、横田めぐみさんはじめ特別失踪者を入れれば百名を超す日本人被害者を見捨てて,北朝鮮に「経済援助」できるのか。国民は,これを認めるのか。さらに、小泉総理は、百名を超す日本人被害者を見捨てて、家族八名を連れて北朝鮮から日本に戻るつもりなのか。小泉総理はこれができるのか。国民がこれを許すのか。
 
今国内で盛んに発言している者の発言内容は、北京や大連で日本の議員と会談し先に日本のマスコミを呼びつけてインタビューをした北朝鮮チョンテファ大使の発言内容と同じなのだ。これに乗せられてはならない。
 
よって、正念場が近い。
二元外交から入ってきた日本人切捨ての北朝鮮謀略に,嵌り込み、経済援助をしたり小泉総理を再びピョンヤンに行かせてはならないのだ。断じて根競べに負けてはならない。