中共の政治目的とアジア戦略「何故“小泉の謝罪談話”へ至ったか」

今回の一連の騒動、外交交渉で中共は何を目的に動き、何を得たのか。日本はどう対応をしたのか。想像・予測を交えてストーリーとその後を考えてみた。結論を先に言うと、彼らの最大・最終の目的は「台湾制圧」とアジアの覇権を握る事にあった。

1.台湾制圧の為の「反国家分裂法」制定

2.その為の日本という国の影響力排除、同盟国のアメリカ牽制

3.日本の国連常任理事国就任の妨害、最低でも台湾制圧に口を出せないようにする

4.国内の反政府運動の利用

5.デモの指導者を操り、反日教育の成果で育った人民をネットで煽動

6.民衆の不満を日本に逸らす事に成功

7.日本の大使館破壊に対する抗議を無視

8.外相会談で冒頭のみ町村外相に好きな事を言わせ、日本のガス抜きをさせる

9.それ以外は常に日本への強硬態度を保ち続け、更なる暴動の恐怖を与え続ける

10.チャイナスクールやマスコミ、左翼政治家から小泉にプレッシャーを掛ける

11.「村山談話」を基にした歴史認識を発表するように小泉に強いる

12.暴動を収める為会談を望むが、さすがに中国に直接謝る事だけは避けたい小泉政権

13.バンドン会議の場を利用して、「アジア諸国全体に謝罪」した形を取る事で双方合意

14.それと引き換えに、中共が今回の反日暴動を抑え込む事は約束

15.もちろん中共側の謝罪も賠償も無し

16.日本からの謝罪を取り付けたと国内で大宣伝を行なう中共

17.暴動を外交で沈静化させ、しかもこちらからは「謝罪」はしなかったよ、とロジックを使う自画自賛小泉政権

18.同時に、日本の常任理事国入りの容認をチラつかせ、アメリカと共に台湾に肩入れしないよう求めた

19.「日中共同声明」など、中国と取り交わした文書を日本に遵守させる約束もしていた

20.町村外相に「日本は日中共同宣言に基づき『一つの中国、一つの台湾』を支持しない」という発言をさせる

21.連戦に中国を訪問させ、中共側に取り込む(←今ここら辺)

22.第三次国共合作

23.台湾国内の反乱そして中共の台湾制圧、朝鮮半島の内乱

24.それを見捨てる日本、日本の協力無しに動けぬアメリ

25.赤く染まる東アジア

ってな流れをヤツラは考えてんじゃねーかな、と思うんだけどどーよ。23.以降がどうなるか多分小泉や町村はまるで想像もしてないんだろうけどな。つーかさ、一体国民の誰が何時、常任理事国入りの為に売国しろってお願いしたんだ!?
 
少なくともうまく丸め込まれたのは事実で、こんな連中を支持して「国際会議の場で謝罪をしたからこれ以上日本を責める事は出来なくなった」「追い込まれたのは、実は中国の方」「村山談話をカードとしてうまく利用した」「村山談話は重いから撤回は不可能」「日本から謝罪しない国連常任理事国に入れない、その為には少しの我慢」「これ以上中国と揉めたら戦争になるから日本側から折れて正解」「小泉は狸」「小泉は強運の持ち主」「小泉さんGJ!」「小泉さん以外に首相に相応しいのは誰がいる」「小泉さんは試合に負けて勝負に勝った」「小泉さんは無理して終戦記念日に参拝してくても良い、英霊も分かってくれますよ!」とか言ってるヤツって、脳が腐って髄液垂れ流しなんじゃねえかって思うよ。たぶんこういうのは、国立慰霊墓地が出来ても在日参政権人権擁護法案が通っても「小泉マンセー!」と叫んでるだろう。