佐藤守閣下のはてな日記

(http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/)
西村塾東京支部が開催した、初めての公開講座(演題:「アフガン攻撃から学ぶべきこと」)で講師を務めて頂いた佐藤守閣下がはてなで日記を始められていたとは!迂闊にも存じておりませんでした。今回の遺棄化学兵器処理問題についても、実務レベルでの交渉体験や、その背景について語っておられます。
 
◆「無知な選良?達の『負の遺産』を見直そう.」
(id:satoumamoru:20050622:1119406863)

その昔,北海道の屈斜路湖で,旧日本軍の化学砲弾30発が発見され,国内の某社が処分したのだが,初めての事でもあり,砲弾一発あたり約2000万円(当時)というかなりの費用がかかった.
 
これを知った中国は,旧満州地区に保有していた化学兵器類を,日本側に難癖をつけて処分させて一儲けする事を思いついた.2000万円X200万発の『ぼろ儲け』という次第.
 
中国側のある人間が私に『将軍,処分したことにして埋めてしまい,金だけくれれば良いのよ』とウインクした.『あそこは万里の長城の外、漢民族よりも朝鮮族の地よ!』といい,『人民の被害なんて誰も気にしていない.被害者全部に保障していたら大変よ!』.