高橋良輔監督の新作アニメ

東京国際アニメフェア2006
(http://www.taf.metro.tokyo.jp/ja/business/release.html#10)
昨日、このイベントで高橋監督の手掛ける「FLAG」の制作発表があったらしいですね。まあサラリーマンにゃ平日のこんな時間に見に行けませんでしたけど。
 
◆FLAG OFFCIAL SITE
(http://www.flag20xx.net/top.html)
こちらで記者会見の様子と、「FLAG」のトレーラーが見られます。

STORY
それほど遠くない未来、20XX年。
特殊部隊と行動を共にする事となった一人のカメラマンが、ファインダーを通して経験する戦場の日常と非日常とは…。すべてが絵空事と捉えられてしまうアニメーションが、これまで意図的に棄ててきた“現実を正面から描く映像作り”への挑戦、それが『FLAG』。
アニメーションとしては初の試みとなるドキュメンタリー的手法は、物語の世界や事象をより現実に近い感覚で描き、視聴者に伝えていく。本作は、新たなアニメーションの表現の可能性を拡げる大きな一歩として、注目の作品になるだろう。

ある程度予想はしていたけど、やっぱり「ガサラキ」と「DEAD POINT」*1を足して二で割ったような感じかね。んーところで「バンダイチャンネルでブロードバンド配信」、って何それ?GYAOみたいなもん?「Screenplus」というサービスの一部のようなんだけど…。普通のTV放送じゃなくて、バンダイソニーとがっちり組んでネット配信という事らしい。まあ、どうせ高橋監督の作品って視聴率が期待出来そうもないもんな(笑)。でも監督もプロデューサーも皆ヤル気マンマンだ!打倒“萌えアニメ”!という事らしい(笑)。
  
会場に足を運んでレポートを載せているのはこちらの方。
高橋良輔総監督新作・FLAG情報
高橋良輔総監督 FLAG製作発表レポート

あらすじ
 
20XX年、アジアの小国で勃発した内戦は、国連軍の介入をもってしても拡大し、泥沼化していたが、戦地で偶然撮影された一枚の写真によって、和平への動きが一気に加速した。それはフラッグの写真――敵同士であるはずの兵士が戦闘中に互いに協力して聖地に旗を掲げる姿――だった。フラッグは平和の象徴となった。
 
しかし停戦まであと一歩のところで、妨害を謀る武装勢力過激派にフラッグは奪われてしまった。国連は極秘裏にフラッグを奪還すべく、SDC(Special Development Command)"シーダック"の投入を決め、さらにその活動の全てを記録するためカメラマンの帯同を命じた。この任を依頼されたのは、白州冴子。彼女こそ、ことの発端であるフラッグの写真を撮った本人であった。
 
最新の強化装甲服HAVWC(High Agility Versatile Weapon Carrier)"ハーヴィック"を装備し、容易な作戦と考えていた部隊は、予想もしない反撃に遭い、苦戦を強いられる。相手はただの武装勢力ではないのか?部隊に同行する白州のカメラは、戦いの底に隠された真実に迫っていく─。

「High Agility Versatile Weapon Carrier」か、エキサイトで直訳すると「高い機敏さ多能な武器輸送車」。ガサラキのTAより護衛専用な感じがするね。
 

*1:カメラマンを主人公にした高橋監督の小説