「ちりぬべき 時知りてこそ」首相、桜を見る会で

(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060415i503.htm)

小泉首相主催の「桜を見る会」が15日午前、東京都新宿区の新宿御苑で開かれ、トリノ五輪で活躍したスピードスケートの岡崎朋美選手や、フィギュアスケート浅田真央さんら招待者約1万1000人が八重桜を楽しんだ。
 
首相はあいさつで、戦国時代の細川ガラシャの辞世の和歌「ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」を引用し、「今日こうしてきれいな桜もいずれ散る。花はパッと散るからきれい。人も引き際が大事。私も引き際、散り際を大事にして、任期までは総理大臣の職責から逃げることなく精いっぱいがんばりたい」と述べた。
 
その後、首相は、終始笑顔で招待者らと握手したり、写真撮影に応じたりしていた。

さすがに小泉の再任は無くなったか?TVでこのイベントの様子を見ていたが、爆笑問題も招かれていたようだ。しかし田中はともかく、太田光が小泉の前でペコペコしていたのには笑った。普段あれだけイラク戦争を批判し小泉を糾弾していたくせして。
 
小泉も小泉で、この発言とは裏腹に「総理大臣の職責から逃げ」てばかりだ。DNA検査で、キム・ヘギョンさんの父が韓国人拉致被害者の金英南さんだと判明。しかし相変わらず「対話と圧力を」と繰り返し、経済制裁の実行を否定するばかり。アメリカが北朝鮮の海外資産を凍結し、貿易にも圧力を掛け、それが実際に効果を上げている現状を見れば、もはや「日本一国の経済制裁は意味を持たない」という言い訳は効くまい。それでもなお、同じ事を言い続けるのならそれは単なる盲目的小泉信者か、北朝鮮にシンパシーを感じている左巻きの連中のどちらかなのだろう。しかしここまで制裁を頑なに拒む小泉はやはり北朝鮮に弱みを握られているんじゃないのか?
 
散るなら勝手に、誰にも迷惑を掛けずに速やかに散って欲しい。