安倍、麻生ファンは現実を見つめましょう

◆うわ、やっぱダメだ麻生
(id:kikori2660:20060618#1150622501)

自民党総裁選に出馬表明した麻生太郎は、朝のフジテレビ「報道2001」に出演し、同じ事を述べていた。キャスターは当然「靖国神社が自主的に、阿吽の呼吸で靖国自身が宗教法人を止めるとお考えですか?」という疑問をぶつけるが、まともに応えようともず、もうダメだこりゃという感じだ。はっきり言おう。麻生の主張は、民主党の小沢党首の提案する「“A級戦犯”の名簿抹消」とさほど代わりない驕慢な暴論である。

結局、この時に麻生に抱いた疑問というのは間違ってはいなかった。宗教に政治が圧力を掛け介入するというトンデモない暴論。もういい加減に“タロちゃん”はいいんじゃね?どれだけ屁理屈をこねて「麻生は別にいわゆる“A級戦犯”を分祀しろと言っているわけではない」と擁護しようとも、首相の座欲しさに麻生が国内外の圧力に屈しただけの話だろう。何をそんなに守りたいのか理解出来ないんだけどね。左翼政治家なら躊躇無く攻撃するのに、保守系だと思われている政治家だとどうしてそこまで頑張れるのか。私には到底理解不能です。
 
理解不能と言えば、あの日経新聞発の“富田メモ”から始まった、いわゆる“A級戦犯分祀論の盛り上がりについて「外国から云々言われたからではなくて、日本国民自身が靖国神社の有り様を考えねばならぬ」という論理。馬鹿を言うのも大概にして貰いたい。中国に命令された媚中マスコミが媚中政治家と協力し合って、日本国の伝統破壊テロを起こし、それに恐怖した自称保守政治家が次々と陥落しているだけではないか。思想戦に次々と敗北を喫しているだけではないか。それを認められず、愚にもつかぬ擁護の言葉を並べて満足している連中というのが理解不能です。
  
でもその彼らのセリフを見ていると何かに似ているんですね。

  • 「これは麻生太郎の釣り」
  • 「観測気球を揚げているだけで本気じゃない」
  • 「あえて火を付ける事で反日勢力を炙り出している」
  • 「議論を深める為のきっかけを作った事は評価する」

 
まさに、皇室典範を改正して女系天皇を作りだそうとしたり、バンドン会議村山談話を信用して謝罪した小泉首相を擁護していた、その信者の論理とまるで同じなのです。今回の靖国に関しても、思い付いたように「その内遺族がいなくなり、靖国の運営が厳しくなるから・・・」という理屈で、麻生の案を「検討する価値がある」を言い出しているのもいますが、為にする議論と言うべきでしょう。
 
現実を見つめましょう。我々日本国民は、中国共産党の謀略の前に敗れ去ろうとしている。靖国神社という先祖との繋がり、貴重な歴史を破壊されようとしている。現実を見つめましょう。