平成11年10月20日放送 「ニュースJAPAN」インタビュー

これもHPに載せてたヤツを再掲。インタビュアーは安藤優子アナ。滝川クリステルには特に興味が無いので、この人にずっと「ニュースJAPAN」を続けて欲しかった。今はどこの番組に出てるんだろ。
 

    • Q.確信犯では?

 
安藤優子(以下 安藤)
表現は悪いんですけども、ある意味確信犯だったということは?
 
西村眞悟(以下 西村)
もちろん、そうですよ。嘘言えませんもん。政治家が嘘言ったら駄目なんです。
      

    • Q.発言の真意は?

 
○西村
来るべき国会は政治家同志の議論の場でしょう?議員個人の意見が無ければ、政府答弁のコピーみたいで同じ事を繰り返すことになる。もしそれが無かったら、こうすべきだ、ということが人間として議論はできないですね。だから西村個人としてはどうですか、つまり政治家西村としてはどうですか?と聞かれたらそれに対して答えるのが私の責任です。
 
○安藤
つまりあれは政府答弁ではなくて、西村議員が考える、政務次官としての発言だという風に考えてよろしいですね?
 
○西村
政治家たる政務次官としての発言です。
 

    • Q.強姦発言について

 
○安藤
でもこのインタビューの表現の中で、私はやはりこの強姦の話は率直に言って、頂けないと思うんですよ。
 
○西村
植物がね、いろいろな風土でその風土らしい形になるように、言葉もそれを聞き、また読む場所によってある意味では変化するんですね。国会の場に移して適切か不適切かと言えば、確かに不適切でそれは反省してますね。
 
○安藤
でもプレイボーイ誌上では問題無いと?
 
○西村
強姦という言葉は日本にあるわけですから。
 
○安藤
これは私の、これを読んだ率直な感想なんですが、やっぱりあまりにもお下劣な感じがするわけですよ。
 
○西村
うん、確かに。
 
○安藤
品性に欠けるんじゃないかと。
 
○西村
私自身は品性を高めるように人間を磨きたいと思っています。
 
○安藤
いえ、私はそういう主旨で申し上げたんじゃないんですが。他に言い様があったんじゃないかというような気がする訳なんです。
 
○西村
ねえ(うなずく)。あります。しかしありますがね、国防っていうものを疎かにした時に生じる事態というものは具体的で血みどろで凄まじいんです。キレイ事でしゃべることはできないんです。外国に占領された場合も、この日本国の秩序は無くなって秩序を維持するのは外国人だけになりそして外国人が法に拠らず、自分達の都合でここを支配した場合どういう事態になるか?と。この本質を見抜けない女性は駄目だ、駄目だというより、女性はこの本質を見抜いてくれ、女性こそ国防に目覚めてくれ、と。
 

    • Q.「国軍」発言は時代錯誤では?

 
○安藤
国軍の創設と聞けば、反対の国民が深めつつある安全保障の理解を逆流させるというかね、妙な形の刺激を与えませんか?
 
○西村
また感謝します。そのことに答える機会を与えて頂いて。まず「防衛出動」というものがありますよね。今の自衛隊でも。あれは具体的にどういう行為なのかと言うと、「攻めてきた敵を撃滅し、破壊して殺戮する行為」です。それを合法的に行えるのは国際法上軍隊しかないんです。
 

    • Q.「核武装論」は国際責任放棄では?

 
○安藤
日本が核兵器を例えば所有する(のを禁止する)非核三原則というものがありますけども、ということについては日本が被爆国として受けたその責苦と同時に一つの義務、責任があると思うわけですよ。それを、私は放棄するということになると考えてるんです。それは国軍の創設と核武装というのは全くレベル的に違う問題だと思います。
 
○西村
違います、違います。
 
○安藤
議員はそこの所をどういう認識でおっしゃってるのですか?
 
○西村
抽象論ではない、国防は。そのことを申し上げました。私は具体的にミサイルが日本に落ちることを、三度目の核が落ちることを許してはならない。インド、パキスタンは核の連鎖を起こして、お互いに保有しました。彼らは何と言って保有したのか。「我々はヒロシマナガサキのようになりたくないから、核を持ったんだ」と。
 
○安藤
世の中は核の撤廃に確実に向かっているわけですよね?
 
○西村
世界政治を楽観してはならないと思いますよ。アメリカはどうであるか。確実に、核を持たなければ国家の威信が成り立たないと。人民が飢えても核を保有しようとしている国があるんですよ。
 
○安藤
このインタビューが出ることによって、こうした事態を予想していらしたかどうか?
 
○西村
それは全ての人生と同じです。未来のことはわからないです。
 
○安藤
あの、この、もちろんインタビューのあった二週間・・・・・・。
 
○西村
予想はしていなかったですよ。
 
○安藤
ああ・・・。
 
○西村
人生とはそんなものです。その事態に限らず 。

ああ、今は夕方の枠にいるんだ。