goriさん、とうとうファビョる

◆Irregular Expression
亀井静香平沼赳夫の異常性」
(http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200508021113.html)
「永岡議員の自殺を利用する、犬畜生以下亀井・平沼」
(http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200508011809.html)

犬畜生にも劣る連中だよ、亀井静香平沼赳夫

前からそうだったけど、だんだん口汚くなってきたな。「犬畜生以下」だってさ。結局この人の自民党擁護や民主党批判というのは単なる小泉可愛さの言動以外の何モノでない事が分かるってもんだ。まあ、永岡議員の葬儀で亀井が弔辞を述べていたが、あの白々しさったらないもんだとは思ったけどな(笑)。しかしこんな郵政民営化法案議論における混乱というのは、上等な国策議論でもなければ、自民党の存在意義を問うものでも何でも無いわけで、単なる派閥争いでしかないだろう。このテの連中は、森派のバックアップがあってこその首相であるのに、こういう時だけ「自分達が選んだ自民党総裁、総理に従えないヤツは自民を出て行け」という理屈で小泉を守ろうとするが、よく言えたもんだ。確かこいつ等は「自民党民主党より健全だ。党内で幅広い論争が出来るのだから、民主を始めとする野党など必要無い!」とか言ってたはずなんだけど(苦笑)。矛盾にも程がある。
 
政党政治を認めるなら、それに付随する派閥も認めざるを得ないだろう。永岡議員もさんざバックアップをしてもらい恩恵に預かってきたのだから、それを裏切ったとなれば“身内”や後援者から責められるのは自明の理だ。それでもなお、派閥の圧力より、公認取り消しなどの圧力の方に屈したとなれば、執行部から加えられたそれは余程強力なものだったはずだ。人の死にかこつけて発言する亀井・平沼もどうかと思うが、一方的に彼らが元凶のように言うのはフェアじゃないわな。人の心理ってそんな単純なもんじゃないだろ?
 
だいたい、衆議院は五票差とはいえちゃんと通過しているわけなんだから、それで参議院で否決されたら関係の無い衆議院を解散させるだなんて、普通に考えればおかしい論理だろう。喩えるなら、「援助をしてくれないなら、テポドンを飛ばすぞ!」と脅す北朝鮮のようなものだ。飛ばせば、敵に大きなダメージを与えられるが自らもそれ以上に傷付き、滅びる。選挙となれば、民主党に破れ、自民党は地に堕ちるであろう。小泉に賛同する自民党議員はいわば、金正日に従う特権階級みたいなものだ。こんな私的オナニー派閥争いなんかが、“政局”というレベルだなんて思いたくもないね。
 
◆森氏が派閥会長辞意 首相の政治手法に「辟易」
(http://www.sankei.co.jp/news/050803/sei011.htm)
◆首相、解散回避を拒否 自民が選挙準備に着手
(http://www.sankei.co.jp/news/050805/sei001.htm)
 
これまで森派の勢力を固める為さんざ小泉を利用してきたが、本来は調整役の森善朗としては、本当にこれじゃ自民党そのものを根底から破壊しかねんとの危惧からだろうな。永岡議員の死がそれに拍車をかけたんだろう。TVに登場する政治評論家達が口を揃えて「小泉さんの性格なら必ず解散だ」というが、俺はまだそれを疑っている。その理由は(id:kikori2660:20050719#p4)で述べた通りだ。ちなみに某政治家は「解散は無い」と言い、その秘書さんは「絶対に解散する!」と断言する*1。でもやっぱり選挙に対する準備は必要なワケで、これが逆だと困るんだけどね。

*1:理由は小泉は真性のキ○ガイだから、だって