本日の行動

朝早く目を覚ます。一時期、ネットで話題になっていた「銚子電鉄」にでも乗ってみようかな、とシャワーを浴びている最中に気分が萎えたので、再び寝る事にした。夏休みだからって、無理して出掛ける事もねーや。ぬれ煎餅もネットで買えるしな。少し前に、どこかの旅行会社の社長が「ネットのせいで、旅に出掛ける若者が減って売り上げが落ちた」なんてインタビューで答えていて、ネットユーザーに叩かれてた記憶があるけど、事実としちゃ別段外れてもいないんじゃねーの。俺も、前日に銚子周辺を下調べし過ぎていた。プチ旅行への気力が萎えてしまったのも、それが原因の一つだろう。
 
ところで、ネットにこれだけ情報が溢れている中で、更に「Google Maps ストリートビュー」が日本全国を網羅し始めたら、観光業界はどうなるんだろうな。時間と金と体力を掛けて行くほどのコンテンツ力を保てるのだろうか。
 
毎年夏に北海道にツーリングに行く友人が言っていた。「もはや北海道でツーリングを楽しむ若者は存在しない」と。目立つのは団塊の世代のオヤジばかりで、バイカーはもちろんチャリダーにも、10代や20代の青年の姿を見掛ける事が無いのだとか。10年ぐらい前まではいつも賑わってたキャンプ場はガラガラ、夏の間だけバイトの為に牧場にやってくる大学生も今ではいなくなってしまったそうだ。
 
彼の分析も「ケータイ文化の普及で、旅行という行動に魅力を見出せなくなった。北海道旅行にはある意味、“自分探し”の側面もあった。旅先で触れ合う人の出会いやその体験談を友人に語る機会も、ネットによるコミュニケーションのお手軽さに、もはや敵わないのではないか」というものだった。
 
今、ネットでは「Google Maps ストリートビュー」に対しプライバシー侵害の観点から、不快感を表明するユーザーの声が目立つ。だが個人的には、そうした最新のテクノロジーがある日突然、何の前触れもなく人様の生活にやって来て、既存の文化とか、生活習慣とか、果てまでは個人の感情にまで介入されるような気がして、不安を覚える。しかも意志を持った国家や地域行政ではなく、ただの一企業がそれをやるってんだから。
 
グーグルに対するこの感情を無理矢理に喩えてみると…。そうだな、自分の近所にすごく運動神経の良い少年がいて「お、この子はひょっとしたら、将来有名なプロスポーツ選手になるかもしれんぞ!」とか思ってたら、数年後に本当にビッグになっちゃって、名声を得てその内に引退、政治家に転身して地元に戻って来たと思ったら、いつの間にかその地域が支配されちゃってるみたいな。いや、確かにお前は天才だし、実際その凄さを認めてもいるけど、俺はそこまでお前に管理されて、支配される覚えは無いぞ!?という羨望や嫉妬心混じりの不快感……いや、全然喩えになってないな。とにかく、説明が難しいモヤモヤ感は誰しもが心に抱いているのではないかと思う。
 
で、それはさておき(さておくのか)、このストリートビューで何かゲームっぽい事出来ないもんかな。タグ埋め込んでその情報を元に宝探しさせるとか、マップビューアーだけを流用してダンジョンRPGみたいにモンスターを登場させてバトルさせるとか。武蔵野市役所に乗り込んで魔王を倒すのもアリ。
 

★魔王(→魔王の挨拶
 
★最終ダンジョン

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ここで紙袋を持って立っている門番が最後の中ボスです。使用スキルは臭い息(混乱効果)と防御力アップなので、状態異常を回避するジェムの装備は必須。睡眠と防御力を下げるスキルをマメに発動させて、じわじわとHPを削っていきましょう。
 
仮想空間は、わざわざポリゴンで作らなくとも、これで十分だよなーと思った。実際に、これでお店に行けば、買い物が出来る様にしたらどうだろう。これが本当の「セカンドライフ」にならないか。
 
更にさておいて、今日食ったもの。

汁なし担々麺。芝麻醤は新しく買ったものの、少し前に作っていたジャージャー麺の具材の残りを結構使い回せた。最後はピーナッツを包丁の背で砕いたものをぱらぱらと掛ける。うーん、もうちょっとド派手に辛くしても良かったか。油そばと違って、こういう純中華風の麺料理の麺は、かん水が無いものの方がそれっぽい味がする気がする。
 

近所のスーパーで売っていた緑茶ドリンク「彦左衛門」。彦左衛門ってw