石原新党

基本政策判明「皇室は男系男子」「国軍保持」

 東京都の石原慎太郎知事が、たちあがれ日本平沼赳夫代表らとともに結成を目指す新党の基本政策の草案が2日、分かった。「国のかたち」「外交・防衛政策」「教育立国」など7分野で構成され、憲法9条改正や、男系存続のための皇室典範改正、首相公選制−を明記。保守色を前面に押し出した内容となる。
 
 基本政策は、7分野29項目あり、項目ごとに具体策を明記。前文では「グローバリゼーション」や「地球市民社会」などを幻想と断じ、「一国家で一文明」の日本の創生を訴える。
 
 憲法改正に関しては、9条改正による国軍保持▽国会一院制大選挙区制導入▽改正手続きを定めた96条の改正−を掲げる。
 
 外交・防衛分野では「自立日本」を掲げ、日米同盟の深化▽防衛産業の育成▽「南西防衛戦略」推進▽核保有に関するシミュレーション−などを明記する。
 
 経済・財政政策は、100兆円規模の政府紙幣発行、国の財政の複式簿記化−など。エネルギー政策としては2040年までの原子力エネルギーゼロを掲げる。このほか、国家公務員3分の1削減▽平成版教育勅(ちょく)語(ご)起草▽フラット税制−なども盛り込まれる。

「100兆円規模の政府紙幣発行」っていかにも西村眞悟が言いそうな政策だなー。というか、西村以外でこんな主張をしている政治家って聞いた事無いけど。最近、同志の市議選を手伝った以外は政治周りにタッチしていないので、国政に関する情報は全く知らなかったりする。最近、橋下大阪市長が調子に乗っている様だが、近年の石原都知事を含め、根っこの部分で信用出来ず嫌悪感を覚える事が多いので、この新党に西村がどう絡んでいくのかが心配だったりする。