保守派の無理矢理な安部擁護にはもううんざりだ

菅官房長官、河野氏の発言「大きな問題だ」

菅義偉(すがよしひで)官房長官は21日の参院内閣委員会で、河野洋平官房長官が平成5年に慰安婦問題に関する談話を発表した記者会見で、強制連行を認める発言をしたことについて「強制連行を示す資料がない中で、(認めたのは)大きな問題だ」と述べた。

この記事に対して、産経新聞の阿比留瑠比記者と保守派ジャーナリストとして知られる西村幸祐氏は某SNS上でこう述べる。
 
・阿比留瑠偉
自民党のみなさん、菅官房長官も「ゴー・サイン」を出しています。参考人招致に取り組みましょう。』
 
西村幸祐
『菅官房長官が10/21の参院予算委員会で重要な答弁をした。河野談話発表後の会見で河野氏が強制連行を認める発言をした事を「大きな問題だ」と否定した。更に一歩前進です。河野氏の責任は問われますが、河野談話はそもそも強制連行を認めていないからです。』
 
しかし河野洋平参考人としての国会招致は有り得ない。
 
河野談話継承は不変 菅長官「河野氏発言とは区別」

菅義偉官房長官は22日の記者会見で、河野洋平官房長官が平成5年に慰安婦問題に関する談話の発表会見で強制連行を認める発言をしたことに関し「談話と河野氏の発言は区別したい」と述べ、談話を継承する政府方針は変わらないと強調した。同時に「戦争は女性の人権が侵害されてきた歴史だ。日本は人権侵害のない世界をつくりたいと戦後取り組んできている」と訴えた。

ずっと以前からも上記と同様の事を官房長官は、安倍政権は言い続けている。これは先の戦争についての反省を述べた村山談話についても同じ。


だが、ネット上で散見される安倍信者から見るとこれは「安倍総理のしたたかな戦略」なんだと。はい、出ました。小泉政権の頃から自称保守が馬鹿の一つ覚えの様に唱える「○○総理はしたたか」。靖国参拝と一緒で口だけ。口だけ。本気でやる気なら、河野談話を継承せずに安倍談話を発表するだけで済む話なのだが。
 
どうせ出来もしないのが分かってる癖に、「安倍さんならきっとやってくれる」詐欺をマスコミでやり始めたのが産経の阿比留記者だったが、当時から何も成長が無い。これに乗せられる自称保守も同じ。しかも困った事に、西村塾の同志にもごく稀にこういうのが居るから始末に負えない。お前らは一体、西村眞悟から何を学んでいたんだ。