日本帝国の申し子

「日本帝国の申し子」カーター・J・エッカート(ISBN:4794212755

エッカート教授は著書で、日本統治時代に関する韓国側の従来の研究について「陳腐な通説と歪曲(わいきょく)された歴史認識によって歴史的意義が覆い隠されてきた」と批判。朝鮮に対する過去の日本の役割について「圧制者であると同時に社会経済の変化の推進者でもあった。帝国主義による植民地支配はすべての朝鮮人に苦痛をもたらしたわけではなく、人々の階層によってその影響はさまざまだった」とし、歴史に対し「正と負の遺産の両面」を含む多角的な見方を強調している。

でもなあ。「親日派のための弁明」金完燮ISBN:4794212755)という韓国人自身が韓国併合を評価した本が”日本”でベストセラーになった過去があったと
いうのに、マスコミの間じゃ既に忘れ去られているというか無かった事にされてるくらいだし。一体どれだけ効果があるんだろう。台湾人の黄文雄さんの書いた『韓国人の「反日」台湾人の「親日」』(ISBN:4334006493)と合わせて読むと非常に面白い。