拉致の悲劇―日朝交渉への気概を問う

アクション買いました。寝起きのめぐみちゃんのアホ毛にやられっぱなしです。ところで、他にも横田めぐみさんの拉致事件を取り扱った漫画と言えば、


拉致の悲劇―日朝交渉への気概を問う

拉致の悲劇―日朝交渉への気概を問う

西村眞悟HPで、西村の自伝的漫画を描いておられる畠奈津子さんの作品。

 

4年前の選挙を手伝った時は、政策ビラよりもこの漫画の前バージョンである一ページをコピーしたものを配っている時間の方が長くて、大丈夫かいなと思ってたら案の定落選してしまった。なにせ「国防は最大の福祉」とかいうキャッチコピーをぶち上げていたけど、地元対策はあまりやってなさそうだったしな。でもそこが良いところなのかもしれんが。その時の出来事で今でも鮮明に思い出す事がある。駅前で、通勤客にそのビラを配っていたところ、勢い余って通りすがりの小学生に渡してしまった。クラブ活動の帰りらしきその高学年の男の子は描かれている内容を読むと、かなり驚いた面持ちで「これ、本当にあった事なんですか!?」と聞いてきた。自分とさほど年の変わらぬ少女が外国に突然拉致されて、20年以上も日本に帰って来る事が出来ないという、彼にとってはあまりに突飛なストーリーは、それこそ「少年ジャンプ」よりショックなものだったに違いない。その後やって来た友人達にもそのビラを興奮しながら見せて廻っていた。この男の子ももう高校受験か、一年生になった頃か。さすがにその年で「漫画アクション」はまだ読んでないかもしれないけど、まだあの時に感じた衝撃や素朴な怒りを忘れていないでくれると嬉しく思う。漫画の威力ってすげぇなあ。