「めぐみ」とその素材動画

西村眞悟時事通信覚醒剤の値段と、日々思ったこと気付いたこと」
(http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=259)

そこで私は、例の、北朝鮮の貨客船万景峰号(対日工作母船)の日本入港を政府が禁じた夏から、覚醒剤の末端価格に注目してきた。そして、時々、その価格を知りうる立場の人から聞いていた。
(もちろん、捕まえる立場の人から聞くのであって、捕まる立場の人から聞いているのではない。)

とりあえず、これに吹いた(笑)。
 

この稲川さんは、監督のカナダ人夫妻に頼まれて、あっさり自分の映像を彼らに提供したという。彼は、映像の保持者としての権利を主張するよりも、日本とアメリカに拉致問題と横田さんら被害者家族の戦いへの共感が広がることを願ったのだ。この意味で、彼はプロカメラマンという立場を超えて拉致被害者救出運動の同志であり運動家なのだ。

映画「めぐみ」の映像作品としての完成度は、既に語った通りである。しかしいくら編集能力が高いとはいっても、日本語を解さないアメリカ人監督がその素材の内容を理解し吟味する為には、稲川さんというスタッフが必要不可欠だったはずだ。ちなみに、俺が登場したシーンを撮影したのもこの方。もちろんスタッフロールにも名前が載っている。