◆日中首脳会談：対話促進で一致 靖国参拝は討論せず
（http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050424k0000m010110000c.html）
一方、胡主席は記者団を前に、「中日関係は困難な局面に直面している」と指摘した上で「関係発展は両国民の共通の願望だ」と対日重視の方針を改めて表明。その上で、会談では（１）日中共同声明など日中関係を定めた三つの文書を尊重し、その精神を守る（２）歴史をかがみに未来に向かう。侵略戦争を反省し、中国人民の感情を傷つけることはしない（３）「一つの中国」政策の堅持と台湾独立の不支持を求める（４）対話を通じ、平等の精神で日中間の意見の違いを妥当に処理する（５）広範な分野で交流、民間往来を拡大するーーの５項目を主張したと説明した。
遠回しに言及したようだが、想像ほどには靖国参拝非難をしなかったようだ。後は日本国内の左翼マスコミに任せとけば良い、という判断か。多くの人が忘れかけているようだが、中共の目的は決して靖国神社そのものの否定では無い。あくまで手段に過ぎぬ。そうした意味では、日本の地位を上げぬという国連常任理事国入り反対の運動も、目的というよりは手段かもしれない。この会談で、胡主席は三つの文書「日中共同声明（1972年）」「日中平和友好条約(1978年)、「日中共同宣言（1998年）」の尊重を求め、会談以前から(３)『「一つの中国」政策の堅持と台湾独立の不支持 』を押し付けてきた。
なるほど、そうか。
一番の目的は、台湾問題における近年の日本の動きに釘を刺す事だったんだ。それに比べたら、靖国参拝など小さい事なのだ。たぶん、小泉は「どうだ、私は決して靖国参拝の取り止めをしなかっただろう」と誇るだろうし、信者も「さすが小泉さん、肝心の靖国問題では譲らなかった！」と絶賛するだろう。もうアホかと。元々の、反日暴動の謝罪と賠償問題はどうなったんだよ！？靖国参拝の反対を跳ね除ける事が当初の目的だったのかよ！？おめでた過ぎる。
会談は当初、２２日に行う方向で調整していたが、日程が合わず２３日夜にずれ込んだ。アジア・アフリカ会議５０周年記念首脳会議の宣言採択直後にセットされたが、中国側の希望で場所は首脳会議の会場でなく、胡主席の泊まっているホテルを小泉首相が訪ねる形で約４５分行われた。
まさに叩頭外交、朝貢外交。中華皇帝の元にノコノコ出掛けていって“華夷秩序”に組み込まれたというわけだな。とことん外務省には外交能力が無いらしい。それに踊らされる政治家も政治家。このニュースについて、これを書いている時点ではまだ信者ブログを覗いて無いけどさ、どういう論理でマンセーしているか読まなくても想像出来るよ（苦笑）。
◆【中国反日デモ 私はこうみる】自民党幹事長代理・安倍晋三氏
(http://www.sankei.co.jp/news/050415/sei019.htm)
もう一つ、日本の経済界のみなさまに申しあげたいことがある。果たして小泉純一郎首相が靖国神社参拝をやめれば、一連の反日デモやキャンペーンが収まるのか。それによって、経済活動が容易になり、対中投資リスクを回避できるのか。トレードオフできるのか、してもよいのか。台湾の（独立派の財界人）許文龍氏が何らかの理由で反国家分裂法などを支持せざるを得なかった事件を、深刻に受け止めるべきであろう。（談）
そうだ、俺自身もすっかり中国における反日暴動のきっかけを忘れていたんだ。「反国家分裂法反対の論調」や「ダライ・ラマ法王や李登輝元総統訪日に対する圧力」など、中共のアジア覇権を否定するもっとも邪魔な存在、日本を叩く事こそが最大の目的だったのだ。
◆バチカンに台湾と断交求める…新法王選出で中国
(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050420id03.htm)
中国外務省は２０日、新ローマ法王ベネディクト１６世の選出について、「我々は新法王の指導下で、バチカン側が中国との関係改善に有利な条件を作り出すよう希望する」との声明を発表し、バチカンが台湾との外交関係を断絶するよう呼びかけた。
◆台湾独立派政党が靖国参拝 台湾団結連盟
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050404-00000165-kyodo-int)
台湾の与党連合を形成する独立派政党、台湾団結連盟（台連）の蘇進強主席ら議員が４日、靖国神社を参拝した。台連によると、第二次大戦のＡ級戦犯合祀（ごうし）により日本の首相参拝などが政治問題化して以降、台湾の政党幹部が参拝したのは初めて。
◆シナ・中共の反日破壊活動を糾弾する抗議行動
（http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/）
これ、在日台湾人と組んでデモやったらしいね。詳細は知らんけど、やはり台湾の方も、このところの反日デモに台湾に対する圧力を見ていたという事だな。小泉信者よりもよっぽどモノの本質を見抜いていたというワケだ。イギリスやドイツに褒められたからって増長してるんじゃない。
