ペールゼン・ファイルズ6巻感想 その2

昨日の続き。
 
以下ネタバレ。
 
ATの描写について。やっぱりチャカポコしたオモチャ感が最後まで抜けて無くて、回が進む毎にレベルが下がっていってるような。何故、ATの駆動音を変更したのか理解出来ない。新しい戦争(戦闘)の形を描く為に、あえて3DCGにチャレンジした意気込みを感じなくもないけど、ギルガメスとバララント、どちらの側のATも「生きた兵士が乗り操っている」躍動感が感じられなかったな。スコタコはぴょこぴょこ跳ねてるし、ファッティーはぶんぶん蠅のように飛んでるし、一体そこは無重力空間なのかそうじゃないのか、さっぱり見当が付かないときたもんだ。色んなカメラワークを駆使して、大量に出す事が出来るのが利点であるわけだけど、個々の演技がおざなりだとやっぱり人形にしか見えない。ただ、カット割りの工夫とかコックピット内の描写とか、光る演出が随所に見られたのが収穫。
 
眠いので続きは後ほど。