北のミサイル関連

Windows Live MessengerをPCに入れていると、OSが起動した時に、提携している産経ニュースのトピックが別ウィンドウに表示されるんだけど。そのタイトルが、読者を釣る目的でやたら大げさに誇張されているので、実際の記事を見に行った際にがっくりする事が多い。
 

またか、と思ったがそうでも無かった記事。リンク先に行くと、以下の記事に飛ぶ。
 
【石原知事会見詳報】北ミサイルで「外交、防衛は政府の責任」

 −−都民への避難経路の策定など何かミサイル着弾に向けた対策は
 
 「さあ、東京のやることに限度ありますけどね。そういう、何万分の一かなんかしらんけど、危険がわれわれの間近にあるということを、認識を持つことは必要だと思いますね。それから実際に、そんなこと言うと怒られるかもしらんけどね 非常に拙劣な技術で彼らが打ち上げてね、変なものが例えば間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人ってのはある危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな。まあ大丈夫だろ、まあ大丈夫で来たわけだから。そらやっぱりね、WBCで日本が優勝するかしないか、その際どさよりは、もっともっと深刻なものと思うよ」

そういや昔から、このおっさんは「正論」とかで同じ発言してたわ。だから産経はこのワードで釣ったわけだな。昔、ある保守系政治家の秘書の人が「同じ政治に携わる者として、この石原の“一度落ちてみないと日本人は覚醒しない”という物言いは許せない」と憤慨していたっけ。俺も、石原の言わんとする主旨はそれなりには理解するけれども、何かが色々狂っているよな。
 
社民・福島みずほ氏「ミサイル、もし人工衛星だったらどうする!」「迎撃で残骸落ちたら市民に被害が!」…野党からも失笑
 
「国民の皆さん、ミサイル発射されたらすぐに情報を伝えます。テレビなどの情報に注意して下さい」…政府、国民に呼び掛け
 
更に狂っている例。野党も与党の政治家もファンタジーの世界の住人としか思えんわ。ミサイルを撃つぞ落とすぞ、という戦争の直前の状態でミサイルが落ちる被害よりも、迎撃した影響や他国の被害とやらをまず心配する社民党の議員。ミサイルを撃たれる前に何とかしようという行動やその考えに至らない、憲法改正を党是とする政党の政府。