ニュースJAPAN

そんな中でも拉致問題をまともに取り上げる数少ない報道番組はフジの「ニュースJAPAN」。今晩の放送では「横田めぐみさんを始めとする被害者10名が死亡したとするリストは慌てて作った為、矛盾が多いものになったと北朝鮮の政府高官が表明した」事を伝えた。箕輪幸人解説員は怒りを込めながら「個人が勝手に拉致を行ったから詳細が分からないだって?あの独裁国家でそのような事は不可能なはずだ」と極めて真っ当な事をコメントしてくれた。グッジョブ。拉致を命令したのは他でも無い、金正日その人なのだから。更には「そんないい加減な事を言い続けるのなら、西村眞悟の言うように『拉致査察』をやるしかない!」とまで。これは2002年に発行された「諸君!」の11月号の特集、西村と石原都知事の対談「拉致査察をやれ!」を読んでくれてたわけだ。こういうのを本当のグッジョブと言うんだ。分かるかい?>筑柴・古舘・鳥越
 
しかしアレだ、小泉に塩を送って何とか国交正常化交渉を引き出そうとした思惑はあるものの、この安否不明者リストの修正表明をアタフタとした北朝鮮の態度を見ていると、増元さんが参院選に出馬した事がプラスに作用した、と考えればあながち無駄な努力では無かったと言えるのではあるまいか。