数日前に買った本

重い内容の本かと身構えたが、意外とサクサク読める。意地悪い表現をすれば、老思想家による自己啓発本、といったとこか。西尾版「BIG tomorrow」。もう隠遁してもいい年だろうにこのバイタリティは一体何だ。少し期待していた小林よしのりとの議論についての記述もかなり簡潔。簡潔と言ってもその切っ先は鋭い。「戦う時は相手の心臓を撃たねばならぬ」という信念に基づいての行動だった、と一連の論争について説明している。ネットに関する攻撃は小林と共通のところもあるが、一貫した厚みのある保守思想とそれが日本に与え続けた功績を考えれば、耳を傾ければなるまい。しかしそれでいて、本人のサイトも何時の間にかブログ*1になっちゃってたりして、その行動力には驚くばかりだ(笑)。

極東ブログさんとこで取り上げられていたので、何となく。アマゾンに注文する時に一冊だけだとなんだか損した気分になるんだよね。こんな真面目なヨガの本を購入してどうすんだ俺?これ読んだら自分のチンコ咥えられるようになるんですか?