人権擁護法案関連

西尾幹ニのインターネット日録
(http://nitiroku-nishio.jp/blog/)
・『「人権擁護法」という狂気の法案
・『「人権擁護法」という狂気の法案 (その二)
・『「人権擁護法」という狂気の法案 (その三)
・『「人権擁護法」という狂気の法案 (その四)
・『「人権擁護法」という狂気の法案 (その五)

かくて政治家が「公平で公正な放送をするように」といっただけで「圧力」になり、「人権侵害」に相当すると人権委員会に認定される。日本を代表するその政治家は出頭を求められ、令状なしで家を検査される。誇り高い彼は陳述を拒否し、立ち入り検査を拒むかもしれないが、人権擁護法第八十八条により彼は処罰され、政治生命を絶たれるであろう。人権委員会在日韓国人で占められ、日本国籍の者がいない可能性もある。

同法が2年前に廃案になったのは第四十二条の四項のメディア規制があったためで、今度はこれを凍結して、小泉内閣の了承を得たと聞くが、問題はメディア規制の条項だけではない。ご覧の通り全文が左翼ファシズムのバージョンである。もちろん、機軸を変えれば共産党社民党弾圧にも使える。自由主義社会の自由の原則、憲法に違反する「人権」絶対主義の狂気の法案である。

与謝野政調会長が党内に強い反対がある限り国会上程は見合わせると言ったそうだ。次の段階として討議は15日朝の法務委員会に持ちこされる。
男女共同参画基本法の抜き打ち採決にわれわれは懲りているからと私が言うと、その記者は「この法律は男女共同参画基本法よりもっと恐ろしい法律ですよ」と言っていた。

中途半端なことを言っている議員をどうたしなめ、考えを改めてもらうか。「自由や民主主義」の分らない頑迷な法案賛成者をどう批判しつづけるか、――それがこのネットを見ている人々へのお願いである。
それはそうとして、例の「北朝鮮人権法」はどこへ行ってしまったのか。これを押えるための北朝鮮派の目くらましの新戦術なのかもしれない。

人権委員会法務省におきたい気持ちは分かるが、解同の人が自分の所にも来るが、彼らも面子があり退かないので、内閣府で通せばよいではないか。亀井郁夫議員(反対派・参・広島)
○自分の所に広島から何本も電話が来た。泣くような声で、慎重にやってほしいという電話だった。
○差別はいけない。しかし、部落解放の問題は、広島ではひどかった。部落解放からのつるし上げで30人も自殺者が出た。同和の予算も莫大についていたが、黙って耐える期間が長かった。
○かつては教育県だったのに、日本で最低になり、暴力は一番になった。
○3年間でやっとここまで正常化した。
○広島の懇談会において「団体との緊密な連携をもって」という言葉が入っていたために、教育に解放同盟が介入した。
○今回の法案が通れば、また悪夢がやってくる。
○マスコミも警察も部落から脅されつるし上げられたのだ。だから自殺者が出ても報道されなかった。「公私の連絡を取って」の「私」などは大変なことになる。
○人権擁護局が今あるのに、そこでなぜ人権救済をやれないのか。


この法案に興味のある方は必読です。