衆院選無効訴訟、「当選者辞職」理由に訴え棄却 最高裁判決

(http://www.sankei.co.jp/news/050719/sha022.htm)

2003年の衆院選の定数配分は人口分布を反映せず違憲だとして、有権者の弁護士が東京4区の選挙無効を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(上田豊三裁判長)は19日、当選議員が既に辞職したことを理由に、弁護士側敗訴の1審東京高裁判決を破棄、訴えを却下した。

東京4区は、今年3月に中西一善自民党衆院議員が強制わいせつの現行犯で逮捕され辞職(党除名)。無効訴訟が係争中のため行われなかった同選挙区の補選は、総選挙が行われなければ10月に実施される。

おおっと。これには自民・民主の保守系支持者にとっては大きなニュースだな。郵政民営化参院否決で解散するなら、中西元議員の出馬もあったろうが。解散無しの、10月補選だとさすがに立候補どころか自民党公認そのものが難しいだろう。となると、現在浪人中の石原の三男坊が担がれそうだが、既に東京3区で朝立ちを始めてしまっている。今更4区に移るのもこれまた難しそう。まあ、そもそも衆院解散があるかどうかすらまだ分からない状態だけども。一番ドキドキしてるのは民主党松原仁かもしれない。でも東京3・4区で拉致議連所属議員*1が住み分けしてくれればそれが一番なんだが。
 

*1:三男坊も国民大集会に時折顔を見せているので、当選すれば所属するだろう